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イギリス大好き  だから英国風スタイル@JAPAN 
エッセイ 英国風景を探して・・・



ブリティッシュヒルズ〜福島県
時代を飛び越え中世の英国を体感

ブリティッシュヒルズの案内板に従い
山村の国道からいっきに山道へ。
一本道をひた登り、高度が高くなるにつれて、
モヤが立ち込めてきた。
フロントガラスからの景色は寸分先は雲の中。
この先に目指しているブリティッシュヒルズはあるのだろうか。

いかにも薄暗い英国荒野の中のような、
そんな中を少し進むと、案内人が現れた。
宿泊か観光かと問われ、観光だと答えると、
駐車場は満車のため、
ここからマイクロバスで敷地まで案内してくれると言う。

ここまで来たのだから見ていこうと、その場にクルマを停め、
来ているマイクロバスへと移動した。

パブとお土産ショップの建物。
シェークスピア時代を思い起こさせる。
同じようにマイクロバスで案内されたであろう
縦列駐車をしている何十台のクルマの横を通りすぎながら、
こんなに混んでいるにはゴールデンウイークだから、
と運転手は説明してくれた。

マイクロバスからの車窓もモヤの中。
果たしてどんな景色が待っているのかとどきどきする。

ゲートで入場料を払い、
はじめてだからと伝えると、
メインの広場までバスを走らせ、
さりげなく外の様子を案内してくれた。

バスを降り、辺りを見回ると立ち込めるモヤの奥に、
英国風建物が点在していた。
 
ここはブリティッシュヒルズ。
ヴィクトリア時代を彷彿とさせる英国マナーハウスを中心に、
英国パブ、ティールーム、クラフトハウス、
イングリッシュガーデン、
そして、スチュアート調、ジョージアン調などの
12〜18世紀の英国民家を再現した宿泊棟が点在している。
その敷地は、約73000坪、東京ドーム約5個分の広さだ。
日本にいながらにして、
英国の一つの村をつくりあげている。

メインのマナーハウスは、英国貴族の館を忠実に再現。
領主の部屋や礼拝堂はもちろん、
レストランやプレイルームなども設置され見ごたえはありそうだ。
宿泊者以外は見学料一人500円


流行のスパやプールもあり(日帰りOK)、
テニスコートにサイクリングなど
ここでリラックスした時間を過ごすせる。

遊歩道は3kmほどで、自然探索もできる。
その先にある展望台から見る羽鳥湖は絶景のようだ。

クラフトハウスではスコーン作りや園芸、アートの体験教室もある。

また、1日1組限定でウエディングもプロディースしている。

マナーハウスエントランス

石造りの門は英国田園の石垣を思い浮かべる。
残念ながらペットを連れの入場であったために、
マナーハウスを鑑賞することはできなかった。
(このときだけでもペットはクルマに残ってもらうほうがいい。
駐車場が遠かったためにクルマまで戻る元気もなく、
入場はあきらめた。)

外観を楽しみ、隣接のパブやお土産ショップを覗いた。
昼食時間と重なったこともあって、パブはとてもにぎわっていた。

お土産ショップは英国雑貨や紅茶、お菓子、アロマ、絵本など
ウインドショッピングも楽しい。
ハリーポッターのマントに子供は惹かれていたが、
その価格は・・・。

珍しいステッカーを手に入れ、
敷地内の地図を片手にティールームへ。
場所が分からず通りかかったキルトの男性に道を聞く。
少し先にあるらしい。進んでいくと
何調だろうか?英国調木造ハウスのティールーム。
わくわくしながら扉を開けた。
楽しい会話が響いている。
案内させるまでの待ち時間は、
設置してある英国おもちゃで
子供達はしずかに過ごすことができた。これは花丸である。
この間に敷地の外に停めていたクルマにペットを置きに行き、
そのまま敷地内の駐車場へとクルマを移動。
ペットも近場で安心してのティータイムとなった。

オーダーはもちろんアフタヌーンティセット。
3段のティースタンドに盛られた
サンドイッチ・スコーン・ケーキと紅茶のセット。
そのほかサンドイッチのセットとスコーンのセットと、
優雅ななかにもおなかを満足にさせるために、
テーブルいっぱいにお皿が並んだ。

リッチな時間を過ごし、クルマへ向かうと
なぜか駐車場の前にはバスケットのコートが。
サッカーボールをクルマに入れてきていたので、
思わずボールをゴールへ投げ込む。
これがなかなか入らず何度もトライ。若者に戻った気分。
そのうちみんなでサッカーが始まった。

そんな中、バグパイプの音が聞こえてきた。
パビリオンというイベント広場で、
バグパイプの生演奏が始まったらしい。
サッカーは元気な人に任せて、
イングリッシュガーデンを歩きイベント広場へ。
一つの集団の中心に、
タータンチェックに身を包んだ一人のスコットランド人が
バグパイプを吹いていた。
曲と曲の間に日本語で、楽しいトークをしながら、
スコットランド民謡を聞かせてくれた。

なんとなく哀愁漂うバグパイプの音。
まだモヤのかかったヒルズ内に響き渡っていた。

バスケットコートに戻ると、そんな感傷はどこへやら。
サッカーに励む姿。
まあ英国はサッカー発祥の地。
こんなこともいいかもね。

今度は宿泊で来てみたい。



小道の草花がかわいらしい。
大きな鉢がところどころに点在



アフタヌーンティセットで優雅な時間

ブリティッシュヒルズ British Hills
〒962-0622  福島県岩瀬郡天栄村大字田良尾芝草1-8
TEL 0248-85-1313
http://www.british-hills.co.jp


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