2005.4.29 JAPAN MINI DAY　in 筑波サーキット

2005.4.29 JAPAN MINI DAY 90分耐久レース in 筑波サーキット 参戦記

4月29日(祝)に筑波サーキットで実施されたジャパンミニデイの90分耐久レースに、Club F! Racing Team で参戦しました。今回は出走35台全車ミニの争いです。スポーツ走行には店長とエンクミさんが出走しました。 　ジャパンミニデイといえば、日本で一番ミニが集まるイベントです。ここ数年サーキットから離れていたのですが、久々のサーキットイベントとなり、走りイベントへの参加応募は多数だったようです。

私も申し込み開始3日めにJMSA加盟店のモーリスさんに申し込みに行ったら、既に耐久は一杯でキャンセル待ち3番め。仕方ないのでスポ走を申し込みました。しかし幸いにも、4月10日になって繰り上げ参加の連絡があったので、当初の予定通り耐久も申し込み、スポ走のチケットは店長に譲りました。耐久は私とセブンさん、スポ走は店長とエンクミさん。 ※ このホームページは画面サイズ800×600、印刷サイズA4縦に最適化してあります。 (文責 坂本(Mini Mania))

チームマネージャーは例によって私。今回の目標はノートラブル完走、上位に喰い込むという。90分程度の長さの耐久だと、我々の有利な点(＝燃費)はあまり活かせませんが、ドライバー2名でピットストップ1回。ノートラブルでいけば上位が見えてくるかな、という。スターティング・グリッドの抽選は27位と、くじ運の良い私には珍しく下位。 　JMSAはレース運営の経験不足ということもあり、ルールがあまりはっきりしません。例えばドライバー交代のミニマムは1回なのか2回なのか？一人当たり走行時間のマックスは？スタート方法は？ハンデの消化は1回か毎回か？などなど。

アイドラーズ・ルールで、といっても解釈は人それぞれなので、結局ドライバーズブリーフィングは大荒れ。ようやく出た結論は、ドライバー交代は2回、一人当たり30分、ハンデ消化はピットストップごとに毎回、スタートは変則ルマン方式で、コドライバーが手にタッチし窓を閉めてエンジン始動、ということになりましたが、大半はドラミで決まるという体たらくでした。 　おかげで我々も作戦を練り直すことに。2回のピットストップとなると、上位入賞は遠のきました。しかし、どうせ30分で交代しなくてはならないなら、ということで、急遽店長に加わってもらい、3名体勢で行くことにしました。

経　過 　当日は夏を思わせる高い気温と日差し。レーシングスーツだとサウナ状態。そのためか、第1ドライバーの店長が30分で戻ってくる時には、車はオーバーヒート気味。 　ピットストップしたら、ラジエターのブリーザーから水を吹いていて、オフィシャルに止められました。しかしオイルではないこと、走っている間は大丈夫なことを説明して、再スタートが認められました。エンジンが掛かっていれば水が循環して吹かないと思われますので。 　解決できるトラブルは耐久らしくて、それはそれで緊迫感もあり、結構楽しいもの。第2ドライバーのセブンさんには水温注意の指示。サポートには、次のピットストップの時にラジエターを水で冷やすため、ペットボトルを持っている人はすぐ飲み干して水を汲んでくるように指示を出しました。 　予想通り走っている間は水温は安定していたようで、特にペースダウンしなくても済んだようです。ただし、ヒーターオンの指示が出ていて、室内は気温に増して暑いし、左足は低温やけどかと思わんばかりの熱さ。そして第3ドライバーの私へと繋がりました。

結　果 　ピットインの際にラジエターに水をかけて、特に問題なく再スタート。走っている間は全開でも水温は安定していました。「気力！」のサインボードに応援されて。 　今回はピットが割り当てられていて、特に我々は単独使用だったので楽しめました。サポートも大忙し。サポートといっても多分、見学気分で来た方が多かったと思われますが、スタート直前になって、「ハイ！あなたはタイム計測。ストップウォッチはこう使ってネ」「あなたはタイム記録」「あなたはサインボード」「あなたは隣チームの計測」「あなたは・・・」といった感じで、こき使うという。 　しかし、急造チームにも関わらずチームワークも良く、お陰様で無事完走できました。水温でオフィシャルに止められた時間もあり、上位入賞とはいかず、ほぼ真ん中の17位という結果でしたが、レース内容としてはまずまずだったのではないかと思います。タラレバですが、トラブルがなくもう1周回れていれば12位、もう2周回れていれば最高6位までいけたはずでした。もう少しでしたね。リザルトは以下の通りです。

2005.4.29 JAPAN MINI DAY スポーツ走行

今回はサーキット初めてのエンクミさんがスポーツ走行枠で走る事になりました。彼女は朝から緊張気味に見受けられました。当然ですよね。かくいう私も年数回はサーキットを走っていますが、スタート前はやっぱり緊張しますから。エンクミさんのコメントは右欄です。 　CLUB F! からはもう一台、店長が走りました。チューンドの黒ミニを持ち込んで、遅い車を蹴散らして楽しもうという魂胆に見受けられましたが。

「っと皆様には心配をおかけしたようで・・・（汗）　当人としては、とても楽しく気持ちよく走ってました。 　ミニ君が一生懸命教えてくれるんですよね。ココまで踏んでいいよとかこれ以上ハンドル切っちゃダメ！とか。私の中でのリミッターもあったのですが、タイヤが変わったら顕著に教えてくれるので、そんな会話を楽しみつつ走ってました。 　一度サーッキットで走ってみると、自分のミニの特徴とか再認識させられますね。特にいままで限界まで車をコントロールするなんて公道ではありませんし（笑）。ちょっと怖かったけど女性ドライバーにはお勧めかも！？ 」

2005.4.29 JAPAN MINI DAY 筑波サーキット result